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備前焼きの梱包依頼

少し前のお話ですが、備前焼きの梱包依頼がございましたのでご紹介させて頂きます。

岡山県備前市の陶芸家の先生より初めてのご依頼があり、ニューヨークに向けて輸出を行うためその為の輸出梱包をして欲しいとの事でした。

 

弊社で備前焼きの梱包は初めてではありましたが、ガラス等割れ物の取扱の実績はありますので、ニューヨークに向けての梱包をさせて頂きました。

その後陶芸家の先生のご自宅をご訪問させて頂き、多くのお話をお聞かせいただきました。

 

場所は岡山県の備前市からさらに山の奥に入った所、自然の中にご自宅があり、電気以外はほとんどが時給自足だという事。

 

先生は以前他県で修行をされていたそうで、そこで学ばれた手法を備前焼きに取り入れ新たな表現をされようとしておりました。

 

備前焼きの業界で言えば、昔は国内の景気が良く高い商品でもどんどん売れていい時代であったが今ではそうでは無い。

少しでも海外への販路を開拓等、今までの土台を活かして、新しい事に取り組んでいかなければいけないとおっしゃられていました。

 

おそらく先生のお言葉はどの業界でも当てはまる言葉だと思います。

昔がそうだったからとか、今まで通りでは通用しない時代となってきております。

コロナ時代が来た今ではたった五年前の常識が非常識となり、それに我々企業、人は適応していかなくてはなりません。

 

では全てが、新しければいいのかと言えばそうではなく、先生のご自宅がそれを体現されていました。

お庭の草花に季節を感じ、草木の浸食があれば開拓し燃料とする、その生活をSNSに上げ多くの方の共感を呼び、ご自身の作品を知って頂く機会とする。

古きから学び、自然を尊び、未来に繋げていく事を私は勉強させていただきました。

 

どうか先生のご活躍が若い陶芸家の方々のご希望になる事を祈っております。

 

先生は「少ない物量で申し訳ない」とおっしゃられておりましたが、

弊社は恥ずかしながら大きな企業ではありません。

ですが、大手には出来ない細やかな対応が出来る事が長所かと考えております。

どうかそのような事を思わずお気軽にご依頼いただければと思います。

 

先生のご自宅の窯。

人2人は簡単に入れる大きさ。

こんな窯を見る事は生まれて初めてでしたので、興奮してしまいました。(笑)